
メルトンコート322M BLOUSON M-100 ¥69,300(税込/ マスノウデザイン)
WOOL 100 / BLUE

メルトン素材のクラシックな重みのある質感。
洗いのかかった一枚仕立てで、着心地は軽量です。

滑らかで毛羽の少ない表面が、着用し続けるほどに馴染んで
表情の変化が出やすそうな期待感を持たせてくれます。

何度も着て、洗えるタフさ。

目を引いたりするような新しさや派手さは必要ない、
普遍的な価値を持つものを大切にしている体に優しい快適な服。

細すぎない、程よい無骨さのシルエット。
フロントには大きなフラップやポケットがあり、
縦長の直線的なアウトラインは硬質な雰囲気を持ち、
昔のワークウエアの素朴さを感じさせてくれます。

サイドとバックはたっぷりとした布の動きと空気をはらんだシルエット。
無骨さと実用性のミックスで品のあるワーク感。

マスノウデザインの襟の形と厚みは刺さってしまう魅力的なポイントの一つ。

洗いのかかった1枚仕立ての軽いメルトンコート。
個人的にアナログなコートを着たい気分だなと思っていたんです。

はい、いつものあれです。
とにかく単純のかたまりですから。
映画を見た後の、ノリ。ただの思いつきです。

ちなみに今回はですね、
とんでもなく重たいテーマを、とんでもなく軽いタッチで
残酷さと本質を浮き彫りにした映画
「ジョジョラビット」
舞台は第2次世界大戦下のドイツ、ユーモアと軽やかさで包み込みながらえぐっていきます。

その主人公ジョジョが着ていた緑色のコートがイメージ。
決して煌びやかな服でないのは、間違いありません。

同じものはなかなか、持ち合わせていないけどそれに近しいものを着たくなります。

穏やかな音楽とブルーの蝶が登場するシーンでも着用していたコート。
この映画に重苦しい語りなんてものはなく、
心情を可視化して色にも物語が込められているんです。
とても印象に残る色彩でした。

このコートのブルーも魅力的で、トーンが渋めで光によっても見え方が違って見えます。
安心感があるようなクラシカルな風情のコートを着たい気分の時には、色味も
柔らかさもちょうどいいな。

赤い靴も気にはなりますよ。
でも、ここでは触れないでおきます。

テーマが重すぎて負けた。
もし観た方がいるなら、分かるはずです😆

